クロスホテル札幌

◆ツインルーム？（プレミアルームよりアップグレード？）
【プラン】一休　
【料金】13,800円（朝食付き）
【日時】２００７年１１月

☆シャワーブース…○（バスタブなし）
☆バスローブ…×
☆ターンダウン…×
☆LAN…？未確認
☆JALマイル…×（プラン対象外）
　　　　　

　今年の7月に開業した、クロスホテルサッポロをご紹介します。一休.comに紹介されているの見ていまして、興味をもっていました。デザイン系ホテルというのでしょうか、先ほど利用した福岡のクレガホテル天神と同じ雰囲気を感じます。
　ただし、周辺の札幌のホテルに比べ、広さの割には料金が高い感じがしました。11月ですとオフシーズンなので、ビジネスホテルならもちろん、シングルルームの設定があるシティホテルにもそこそこの値段で泊まれるし、札幌でのお気に入りのオークラにも空室があります。でも、新しいホテルに泊まってみたいというのには勝てず、予約してしまいました。
　　

　さて、札幌駅へ。今回の失敗は地図のプリントアウトを持ってこないことでした。いけば何とかなるだろうと…地下鉄のさっぽろ駅と大通駅の中間にあり、若干さっぽろ駅の方が近いというのを一休のアクセス情報で確認していました。

　大通駅に寄りたかったので、そこから地上へ。出るともう方向の感覚がおかしくなっています。京都と同じように札幌は碁盤目状の街です。一定のルールが分かれば、住所からすぐ場所が分かるのですが、部外者にはちんぷんかんぷんです。ホテルに電話しようと思いましたが、メモを忘れ、一休の携帯サイトにアクセスしたのですが、なぜか住所だけで電話番号が載っていません。
　現在位置も分からなくなり、寒いし、地下街に入ります。なんと、ぐるーと１周して、正反対のところにいました。冬山で遭難するときってこういう感じなんですね。

　しょうがなく、地下鉄の案内係の女性（50代位）に住所から尋ねます。「○番出口を出て…」と親切に説明してくれます。住所に南北の表示があるので念のため「北はどちらですか？」と聞いておきます。
　初めに出た、隣の出口から出ます。しかし途中からまた迷います。どうやら、さっきの女性が南北方向を間違えていたみたいです。街角にある地図を手がかりに自力でホテルを見つけました。汗びっしょりです。後で知りますが、JR札幌駅をでて、ロフトの左脇を通ってまっすぐ歩けばすぐこのホテルに着きます。悔しい。

　ホテルは単独の建物でした。1階はピロティとエスカレーター、エレベーターのみです。2階にフロントがあります。凝ったデザインの椅子、いかにもデザイン系ホテルなインテリアに目を奪われます。
　ちなみにクレジットカードの事前提示はなかったですね。で、部屋までの案内はありません。IC内臓のカードキーを渡されました。エレベーター内の所定の場所にタッチしなければ客室フロアにアクセス出来ません。自分が泊まるフロアにしかアクセスできず、他の客室フロアにいけないことになります。もちろん、共用利用エリアはカードキータッチしなくてもアクセス出来ます。

目につくのは、クロスホテルのクロス―Xをモチーフとしたアートやオブジェですね。いたるところにあります。

　客室は大通公園側でした。本来ははプレミアルームという18㎡位のベッドがクイーンサイズのシングル相当の部屋だったのですが、おそらくツインルーム（22㎡）にアップグレードされていたと思います。
　一応大通公園側でTV塔も見えるのですが、基本的には雑居ビルヴューで、窓がそもそもベッドボード上にあるので、外の景色を楽しむといった感じではありませんでした。

　ベッドルームはベッドでいっぱいという感じですね。それにデスクと椅子があるだけです。TVが26型の液晶TVと、部屋の広さに比べおおきいなというのが、最新ホテルならではの印象です。ちなみにDVDプレイヤーの貸し出しは有料を含めありません。ビデオオンデマンドが充実しているからなんでしょうが、改善を求めたいものです。
　バスルームは部屋全体の広さを考えるとゆったり目です。ユニットバスではありません。シンクはガラス製でした。バスタブはなくて、シャワーブースでした。レインシャワーがあるのにはびっくりです。シャワーブースも広めで、バスタブを置けないこともないのでしょうが、湯船につかりたければ、DAIYOKUJYO（大浴場：無料）を使えということなのでしょう。わたしもそれで、十分だと思います。　　　

　ちなみにこのホテルは、4階～10階がスタンダードフロア、11階～14階がエグゼクティヴフロア、15階～17階がクロスフロアとなっており、料金も若干異なっています。私が利用した客室は、スタンダードフロア最上階10階でした。

	20階位のホテル単独の建物です。
	1階はエレベーターとピロティがあります。
	1階にあるエスカレーターで２階のフロントまで上がります。札幌方面からタクシーでのアクセスですと奥側に（1方通行なので）車が付きます。
	ホテルのロゴですね。
	エレベーターホールです。
	エレベーターホールにある鉄道のシザース（分岐器）をXに見立てたアートな写真です。館内にXをモチーフにした作品がいたるところにありました。
	プレミア（クイーン）ルームではなくツインかもしれません。デュペスタイルです。上下セパレートのバジャマがベッド上にセットされています。
	アナログ時計があります。
	JACOB JENSENの電話です。
	デスク、TV、ミニバーです。
	デスクの天板をあげれば鏡となります。
	デスクにはコンセントやLAN端子があります。
	絵ではなく、モノクロの写真が飾ってありました。アップではなく分かりにくいかもしれませんがパソコンのキーボード、白熱灯、USBメモリーの端子？とアートな写真です。
	部屋の広さ（20㎡位）に比べ、大き目の26型液晶TVです。さすが新しいホテルですね。地デジ対応、BSデジタルは見られませんでした。
	冷蔵庫は空でした。ボケて分かりにくいですが、右上の引き出しに鍵が付いています。いわゆるセーフティボックスがないので、ここが貴重品入れになります。
	グラス、コーヒーカップ各2ヶづつありました。無料の簡易ドリップ式のコーヒー（黒）、紅茶のティーバッグ（赤）がありました。下段には電気ポットとアイスピールがありました。
	空気清浄機だったかな。
	バスルームは思ったより広めで狭苦しさ感は感じませんでした。左手にシンクがあります。
	ちゃんと撮れませんでした。グランドハイアット福岡と同タイプのガラス製の透明のシンクです。ハンドソープはボトル式です。
	タオルは大中小1枚づつ、大浴場に行くときに使う？黒の巾着袋、ドライヤーがありました。
	シャワールームです。ほぼレインシャワーと言っていいシャワーがありました。バスタブはありません。広くて、バスタブを置けないこともありません…あえてバスタブは置かないんでしょうか？小さいバスタブでシャワーをあびるより、よほど快適でした。湯船につかりたければ、大浴場があります。
	ハンドシャワーもあります。
	レインシャワーですね。
	ボトル式のシャンプー、コンディショナー、ボディソープです。
	トイレ周りも広々しています。
	クローゼットは小さめでした。
	タオルスリッパなのですが、色が赤茶色でした。
	ベッド側より、エントランス方向を…
	上が札幌駅側（ビルヴュー）、左右は道路、下側が大通公園側（ただし、間に雑居ビルがある）になります。私の部屋からでもなんとか、TV塔が見えました。高層階なら、ビル越しにTV塔が見えると思います。
	あまり良い写真ではないのですが、一応夜景です。雨がひどくて…
	このように私に部屋からもTV塔が見えます。ベッドボード越しですが…
	深夜も電気が付いていました。おそらく、北海道新聞社？かな。
	手前はこのような感じです。
	朝食会場の3階、イタリアンレストラン「アゴラ」です。
	シャープなインテリアですな。
	基本的に洋食ブッフェです。
	フルーツ、ヨーグルト、デニッシュ、コーヒーです。

　朝刊はリクエストは特に無しで、朝日新聞が入っていました。

　最上階１８階に「DAIYOKUJYO」（大浴場）があります。宿泊者なら無料で利用出来ます。利用時間は18:00～24:00でした。08年12月以降は朝の営業も始めるとのことです。
　タオルは客室のものを持って行ってくださいとのこと。男性用ですが、シャワーブース2つ、洗い場が６ほどあり、屋内風呂を露天風呂もあります。向きは大通公園側です。アメニティはシャンプー、コンディショナー、ボディソープのみでした。その他はドライヤー、ティッシュ、飲料用冷水くらいでしたね。出来れば整髪料とフェイスタオル位置いて欲しいものですが、無料だから仕方ないですかね。
　リラクゼーションスペースもありました。大通公園側で眺めは良いです。TV塔とどこかのライトアップされた観覧車が見えます。男女共用？で、飲み物が自販のものだけというのがちょっとさびしいですね。
　TV塔は21時半消灯の早さでした。年末年始は延長するかもしれませんが…

　朝食は3階にあるイタリアンレストラン「アゴラ」へ。別料金だと1870円？だったと思います。
洋食ブッフェです。和食はご飯（味噌汁無し）だけだったと思います。若干和風の惣菜があったかもしれませんが…
　その場でコックが卵料理をするサービスはありませんが、それをのぞけば満足な内容でした。スープはコーンスープと北海道クリームシチューの2種類ありましたね。ハム、ウィンナー、ベーコン、ミニ目玉焼き、フライドポテト、ナポリタン、ブロッコリー等の温野菜、チーズ、サーモン、パン各種、シリアル4,5種、ヨーグルト、レタスのサラダ、プチトマト、コーン、フルーツ等でしたね。ジュース各種のコーヒー紅茶でした。なお、レストランには朝刊はありません。